デートDV
☆甘酸っぱい思春期中高生の皆さん、合コン参戦大学生の皆さん☆
恋愛してますか~(・▽・)?パートナーがいる方、探している方、そして現実逃避している方、ご自分の現在・過去の恋愛を振り返って、こんな事ってありませんでした??今回のテーマは「デートDV」。もしかして、ケガを負うようなものばかりをDVだと思っていませんか?
違いますよぉ!!
デートDVとは、「恋愛カップルにおける支配・被支配の関係」のことを言います。
要は上下関係があるということですね。
特に高校生では3人に1人、大学生では2人に1人がデートDV被害を受けたことがあるというアンケート調査もあるのです。
種類は様々で、身体的・精神的・行動の制限・性的・経済的など・・・
こんな場面・発言があったら注意☆自身の経験や友人にいませんか?
1「いつもリードして決めてくれる」
一見、頼りになるイメージではありますね。リードする人。いわばリーダーは周りの状況を把握し意見をまとめ、より良い方向へ導く先導者です。それを「ついて来い!」という言葉だけで、あなたのペースを考えずに先に突っ走る…胸キュンします?自身に決定権が与えられず、全て相手の選択した通りにする。それって愛し愛される関係と言えるでしょうか…自分自身にも決定権があるか。がとても大切です。
2「もう・・・ 凄くやきもちで心配性」
自分を大切にしてくれている。気にかけてくれている。守ってくれていると感じますよね。ただ、いま1度確認して下さい。「どこにいるの?何してるの?誰といるの?何時に帰るの?」気付けば着信履歴が埋まる…電話帳登録にその人しか居ないのなら話は別ですが…
それは貴方を守っているというよりも、むしろ監視して管理されているということが近いかもしれません。二人の甘い時間を長く過ごしたい!と思う気持ちも分かりますが、相手の友人・家族と過ごす時間なども尊重しましょう。
3「自分の為を想って、悪いところを叱ってくれる」
「だからキミはダメ。」「キミはいつも間違ってる。」「言うことを聞かないキミのせい。」「キミが決めたからこうなった。」「キミはなんで・・・」「キミの為に言ってるのに」
キミキミって何回もうるさい方ですね。
好きな人に嫌われたくないと思うことは当然です。でも、そんなに貴方が悪いのでしょうか・・・あなたがいつも謝らなければいけないのでしょうか。
4「あっ。送っちゃった。」
何を?ですよね。スマホが普及している現在、付き合っている時に相手から頼まれ、自分の身体の画像を送信!!
やがて恋の熱も冷め始め、お別れを伝えたとたんに以前送ってしまった貴方の画像をぶちまけようとする相手・・・。幸せの絶頂の中だと、ついガードも緩くなり送ってしまいがち。「全てをさらけ出せる相手」って響きは良いですよね。でも、その関係が続く保障はありません。もし、相手に「送って。」と頼まれたら、断ることが大切です。ぜひ、脳内に保存して頂きましょう☆
このような状況があっても、なかなか別れない事が多いです。それは・・・
*恋人がいることの優越感
*愛はつらいもの…だから仕方ない
*好きだから束縛する
*見捨てられるのが怖い(依存)
*自分が悪いから
という背景が大きく関係していると言われています。
恋愛など、学校では教わらない内容などは、ネット・漫画・ドラマからの情報の影響も大きく、相手が喜ぶと思っていたことが、実は違うということも大いにあるのです。
学校で一番のイケメンから
「壁ドン☆」
急に壁際に追い込まれた彼女は・・・胸がドキドキ
これが!!これが!!恋ってやつなのねぇぇぇええええ!!!!!
「うん。違うよ☆」
これは、だいたい予想外の出来事に対しての衝撃・恐怖感のドキドキに似るもの。
いわゆる「吊り橋効果」ですね。
これも場合により暴力的な行為としてDVになってしまいます(*・*)/
恋愛関係に上下関係というものは必要でしょうか?相手のことを大事に想う気持ちは、もちろん大切です。しかし、それを自分のテリトリーの中に閉じ込めて行動を制限したり、相手の意見に耳も傾けないのは、大切にしていることにはなりません。
☆愛情だけでなく尊重するという事がとても大切なのですよ☆
もし、現在デートDVで悩んでいるかたがいたら…
彼に知られることなく、相談できる場所があります。
相談したり、誰かに打ち明けるのは勇気がいることですよね。でも、ひとりで悩まず相談してください。
貴方を尊重し、相談しても秘密は必ず守られます。
そしてもし万が一、身の危険を感じることがあったら、警察に110番通報です。
皆さんにとって恋が幸せで素晴らしいものでありますように☆
最後に
遡る事、○年前の高校生の時、修学旅行を休んだ女の子がいました。その理由は彼に「行くな」と言われたから。理由は旅行先が南方面だったので水着になる事があり、他の男子に見せたくないという事からでした。
当時は「愛されてるね。」「ヤキモチが強いな。」「彼氏さん可愛いね。」と友人から意見が出ました。私も当時は「凄い好きなんだなぁ。」と、ほのぼの感じておりましたが…
いやいやいやいやいやいや・・・・
それってデートDVですやん!!!
彼は彼女に対して行動の制限を指示し、彼女は「嫌われたくない。」「彼の為に私ができること。」と共依存のケースだったのかもしれません・・・